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限りある命・かっちゃんへ

戌年目前の大晦日の朝、kattiiが虹の橋を渡り逝きました。虹の橋とは作者不詳の詩から、この世と天国の間にある愛犬愛猫たちが家族を待っていてくれる処、そこは広い草原で病も老い、飢えも無い処だそうです。13才半はミニチュアシュナウザーの人間年齢換算ではちょうど70歳、お尻の肉が少し落ちて瞳が白くなってきましたが歯はまだ全部揃っていて、被毛も艶やかでまだまだ大丈夫と思っていました。

クリスマスイブの夜2時間おきに下痢を繰り返し、外は雪ではなく雨で、夜だけしている紙オムツの中に出させてその都度交換していました。翌日朝イチでかかりつけの病院に飛んでいき抗生剤と整腸剤、先月から続けていた肝臓の薬を出してもらってきました。お腹の調子が戻りやれやれ、普段のように散歩にも行き、とうさん仕事納めの夜は近所で開かれたライブにもジュリと留守番をしていました。

翌々日食いしん坊のkattiiが食べたがらなくなり、ドライフードが食べにくいのかとお湯でふやかしても食べないので、いつもの薬に加えて薬ばかりで胃が荒れて受けつけないのかと思い30日の朝、御殿場の動物医療センターに行きました。二年ほど前に開業した施設で、動物の高度先進医療、二次診療など24時間体制で診ていただけるとかかりつけの獣医さんから聞いていました。点滴と注射で改善すると思っていたのですが、かかりつけでは出来ない各種検査の結果多臓器不全で心臓が肥大していて危ない状態ですとのこと、一旦入院して手をつくしていただくことにしました。考えてみれば人間も肝臓は「沈黙の臓器」と言われていて、肝臓に症状が出たらかなり進行しているそうですから、kattiiの体内でも何かが起こっていたのでしょうか! 医療センターで診てもらわなければ分からなかったことでした。

明け方4時頃医療センターから容態が急変したと電話をもらい、間に合ってと祈るような気持ちで駆けつけました。点滴やモニターなどを外してもらい、せめて大好きな家で最期の時をと膝の上に抱いて連れ帰りました。外が明るくなり始める6時50分、薪ストーブの傍のワンコベッドでみんなに囲まれて呼吸が止まりました。帰りの車で痙攣をしていたものの、しばらくは信じられないくらいあっけない最期でした。

特殊な車で出張火葬をしてくれる業者さんに連絡を取り、三日に来ていただくようお願いをして、この季節ですから火の気の無いアトリエログの私の仕事机にベッドを置き祭壇にしました。朝は「おはようかっちゃん、今日は風が強くて寒いよ」、夜は「かっちゃん、おやすみなさい」なんて声を掛けてはとうさんも私も部屋を覗いていました。火葬まで数日間あったのが良かったと思っています。庭に生花が無いので、枕辺に飾っていたピンクのスイートピーとオレンジ色のバラ、黄色いディンファレの花を摘んで遺体を飾り、手紙と私たちの写真を入れて見送りました。

1時間10分ほどで収骨、業者さんから内臓が悪かったのですかと言われました。以前クラフト仲間の陶芸家さんに焼いていただいたマーブル模様の骨壺が早い出番となりました。普段服は着せていませんが冬だけは散歩時防寒着を着せています。新しいキルティングベストをふたり分作ろうと買ってあったオフホワイトの生地で急ぎ骨壺カバーを作りました。ハワイアンローズと言われるロケラニの花をたくさんアップリケしました。kattiiのお気に入りはテレビ台の下の直径70cmくらいのフニフニのクッションでいつも包み込まれていましたから、テレビの上に飾りました。

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かっちゃんへ

「わが家のコになってくれてありがとね、里子で迎えてからあと半年で10周年だったのに、不調に気づいてあげられなくてごめんなさい。かっちゃんとはお山にも沢にもクライミングにも行ったね、関東の名だたる岩場に行ったワンコなんてあまりいないと思うよ。キャンピングトレーラーやテントでも旅をしたね、アトリエログを建てた時も、ガレージを建てた時もいつもいつも一緒で、どこに出かけるのも行く気満々だったよね。

せっかちさんで家に入る時手足を拭くのにじっとしていなさいといつも叱られてました。散歩に行く時はいつも一番に乗って、降りる時もかっちゃんが先でした。夕食の1時間前から台所を覗いて、「家政婦はミタ」状態でダルマさんが転んだと振り向くと少しだけ前に動いていたり・・・最期までせっかちさんだったね。

とうさんもかあさんもまだこちらで頑張るから、虹の橋の向こうでかっちゃんを待たせてしまうかもしれないけれど、老けてじいちゃんばあちゃんになっても間違えないよう憶えていてね。ジュリが行ったらこちらにいた時のように仲良く色々教えてあげてください。念のため写真を入れておきますね。アトリエログが完成した時の一人っ子時代とハロウィンのジュリと2ショット写真を、かっちゃんの方が若見えで可愛い‼

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かっちゃんは最高にHappyでLuckyなワンコでした、忘れないからね。たくさんの愛をありがとう」

※左サイドバーに「kattii メモリアル」というアルバムを作りました。クリックして見ていただければと思います。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

kattiiちゃん・・・・
今頃虹の国でごはん食べてるかなぁ。

アルバムも見ました。
とうさんとかあさんの愛に包まれて楽しく幸せに暮らしていたんですね。
ほんとに突然で、読みながら涙が止まりません。
いつか来るとわかっていても。。。

kattiiちゃん、juliちゃんととうさん、かあさんが寂しくないように、虹の国でも笑って暮らしてね。

kattiiちゃん、いままでどうもありがとう。

投稿: ぐっち | 2018年1月10日 (水) 19時09分

かあさんの愛情いっぱいの文章と
今のかあさんの気持ちを想像し・・・
私も涙が止まりませんでした。
アルバム見せてもらいましたが
本当に色んなことを経験したんですネ
かあさん達の元に里子に来て
世界一幸せなワンちゃんだったと思います。


投稿: taka | 2018年1月10日 (水) 21時57分

この度はご愁傷様です。我が家も10月に猫を見送ったばかりです。お気持ちご察しします。尻尾振りながら泥足で駆け寄ってくる姿を思い出します。。。

投稿: カブ | 2018年1月11日 (木) 18時58分

ぐっちさん

ありがとうございます。
もう4シュナ揃わなくなっちゃいました。
虹の国で食欲を取り戻して、せっかくスリムになったのに
またコロコロ体型になっているかもです。

普段居ないとうさんのお正月休みに合わせたようでした。

投稿: kattiiかあさん | 2018年1月11日 (木) 20時25分

takaさん

そんな風に言っていただけると幸いです。
ちょっとワンコが苦手なtakaさんもカッチイなら
大丈夫だと思っていたので、会えなかったのが
残念です。

カッチイのために涙してくださった皆さんに感謝、
幸せなワンコでしたclover

投稿: kattiiかあさん | 2018年1月11日 (木) 20時38分

カブさん

駆け寄っていったカッチィにケリをいれようとした陸君を
思い出します(モチロン本気じゃなく)
お客さんが大好きで、皆さんに可愛がってもらいました。

ちょっとカッチイロスですが、ピンピンコロリは見習い
たいくらいです。

投稿: kattiiかあさん | 2018年1月11日 (木) 20時49分

そうでしたかweep
昨年の夏頃から心配してましたが、本当に残念です。
犬は猫と違って寂しがり屋なので、常にとうさん、かあさんが傍にいて幸せだったと思いますよ。

Juliも寂しがってるでしょうから、kattiiの分まで可愛がってあげてください。

投稿: 亀仙人 | 2018年1月15日 (月) 22時09分

更新が無かったので何かあったのかなと思っていました。
ペットはこれがあるから飼うのに躊躇してしまいます。
たくさんの思い出に感謝ですね。
kattii君のご冥福をお祈りしています。

投稿: Dra長靴 | 2018年1月15日 (月) 23時46分

亀仙人さま

シニア犬から高齢犬へ差し掛かり介護も覚悟していたの
ですが、親孝行というのか元気な姿ばかりで困らせる
ことなく逝ってしまいました。

多頭飼いならと思いましたが、kattiiはkattii、JuliはJuliで
代わりではないですね。

投稿: kattiiかあさん | 2018年1月16日 (火) 20時07分

Dra&長靴さん

ありがとうございます。ペットと暮らす以上必ず避けられない
ことですね。
こどもなら独立すればそれぞれの人生ですが、ワンコには
飼い主がすべてですからある意味こども以上の存在でした。

投稿: kattiiかあさん | 2018年1月16日 (火) 20時30分

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