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時代の流れか

朝窓を開けるとまず目に入るのがガレージ上の草屋根です。いつの間にか白い小さな花をつける雪柳がセンターになり、その下に黄色い花と縁に沿って咲くムスカリです。

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ちらほら根づいた宿根草や増えた多肉植物も成長中なので、液肥を与えてから本日のミッション・薪運びにGOです。ホダ木や階段用の丸太をお願いしたりでお世話になっている森林組合さんから用意が出来たと連絡をいただいていました。わが家の裏にどっしり構える御正体山の反対側まで山越えですが、この県道はヘアピンカーブの連続するなかなか面白いルートなんです。

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峠を越えるとずっと山が連なり、本栖湖から身延に向かう本栖道や木曽の山中のような錯覚を覚える秘境感があります。ちゃんと車を止めて撮りました。森林組合さんの貯木場で職員の方と待ち合わせをして、積み込みを手伝っていただきました。

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薪として出しているのは楢だそうで、ひと枠単位で予約を受けて用意してくれます。伐採した雑木を薪にと声を掛けていただくことがありますが、椚や楢など広葉樹の材はなかなかありません。80cmくらいに揃えてカットされた良質の薪ですから、有料でも今シーズン消費した量を補充して空いたテラス下の置場にストックしておきます。一回目の薪到着‼

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まだ生木に近いので見た目よりも重く、一回では積みきれないのでやはり二往復することにしました。登り坂は三速でアクセルベタ踏みでものろのろ、平日の交通量が少ない時ならではです。下りはブレーキが甘くなっているのでエンジンブレーキでやはり三速です。荷下ろしして、昼前に運ぶだけ運んでしまいたいのでもう一往復してきました。

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傷の無い楢は椎茸のホダ木として出しているそうで、運んできた楢もホダ木に使えるものもありそうです。ウチの椎茸も先日出てきたのですが、採り頃前に忽然と無くなっていました。椎茸好きな森の動物っていますか?とお聞きしたら猿は柔らかな石づきの部分を食べますと言われました。猿なら気がつくはずですから、ウチの椎茸泥棒は不明です。椎茸栽培をしている農家さんもこの春は乾燥でどこも全然ダメらしいです。

火水と所用で相模原の家に行った時、大きい書店に寄って3月末発売の「LOG HOUSE MAGAZINE」を見たいと思い探しました。見当たらないので書店員さんに聞いたところ、出版社「地球丸」が倒産したらしいと教えてくれました。ネットで調べたら二月末倒産とのことにびっくりしました。他に釣り雑誌や「天然生活」ちょっとマニアックな趣味本を発行していて、取材を受けたこともありとても身近に感じていた雑誌でした。アトリエログは「ログハウス大全」という別冊を教科書に、基礎からログワーク、屋根工事、建具の作り方などひとつひとつ手探りで建てましたから、本は付箋だらけでその都度とても助けられました。

以前から出版不況と言われていましたが、まさか・・・でした。結局最後の発行になってしまった3月号が手元にあります。読者から寄せられたアンケートハガキを元に読者人気ランキングにわが家が選ばれたと連絡をいただいていました。決して立派でも豪華でもない小さなログが選ばれたのは、読者アンケートがそんなランキングの集計に使われると知らずに兄弟や山友、ブロ友さんにアンケートハガキをついでの時に出してくださいとお願いしたせいかもしれません。知り合い以外で「夢ではない手の届くログハウス」に共感してくださった方がいたとしたらありがたいことで、いい記念になりましたが、最終号になってしまったのはなんとも残念で淋しいことです。

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コメント

この雑誌、最近はメーカーさんの広告ばかり掲載して居ましたね。発売当初はこちら一般庶民寄りの記事が多かったのに、最近は記事内容もモダンになって、遠くの存在に感じていました。少し寂しいですが・・・

投稿: Dra&長靴 | 2019年4月19日 (金) 12時45分

先日はありがとうございました。
ログハウス大全はセルフビルドのバイブルですから僕も持ってます。
スマートフォンの普及で出版業は苦戦してますから残念です。

椎茸を食べるのは鹿ではありませんか? 地面にヒヅメの足跡があるかも。

投稿: 亀仙人 | 2019年4月20日 (土) 00時07分

Dra&長靴さん

たしかにログメーカーなどの広告が多く、お金持ち
しかこんなログを建てられないでしょみたいでした‼
カラーページや紙質は落とせないから価格を上げて
広告収入頼りだったのかなと、でもスタッフさん達
とてもいい方でしたから・・・

ログづくりの教科書があったことにとても感謝しています

投稿: kattiiかあさん | 2019年4月20日 (土) 07時58分

亀仙人さま

椎茸ホダ木のある所は鹿が入りづらく、踏み跡は
無さそうです。もう一か所は取り放題の場所ですが、
全く出てくる気配もありません。微妙に例年と違うの
かもしれませんね。

メーカーに頼めば坪単価の高いログは贅沢な建物で
手の届かないものですが、その気になれば造れると
いう実例だけでは隔月刊でも発行を続けるのは無理、
他の雑誌もユニークな視点だったのに、惜しいです(u u)

投稿: kattiiかあさん | 2019年4月20日 (土) 08時13分

そうだったんですネ~
我が家も取材に来ていただき皆さんとても良い方達でした。

先日、我が家を建ててもらったビルダーさん達仲間と
お会いする機会がありましたが・・・
今はマシンカットが主流でフルログを建てたいと懐かしそうに話ていました。
ビルダーさんも若い人が減り、見回すと60代の方ばかり
いずれフルログを建てれる人がいなくなると嘆いていましたヨ~
それに今のログオーナは塗装なども業者任せの方がほとんどで
自分でメンテナンスをやる人が少なくなってるようです。
何事も自分でやるのは大変ですが達成感と家への愛着は半端ないのにネ~
最近、私も時代の流れを感じたところでした。

投稿: taka | 2019年4月20日 (土) 09時03分

takaさん

ちょうどブログ拝見しました。
ウチの母屋ログを建ててくださった工務店さんは
ログメーカー代理店をやっていましたが、本来は
在来工法やスウェーデンハウスを建てていて、ログは
2軒目だとお聞きしました。

アトリエログは素人ビルドでしたが、均一ではない材を
試行錯誤しながら組み上げて、ばっちりキマった時の
醍醐味はプロも同じなのでしょうね。

投稿: kattiiかあさん | 2019年4月22日 (月) 08時47分

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